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新城教会ニュース 2018年12・2019年1月

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ザ・メッセージ

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 いつも「新城教会ニュース」をお読みくださり心から感謝致します。
 まもなくクリスマスと、新しい年を迎えます。本誌をお読み下さっているお一人一人に、イエス・キリストからの大きな祝福がありますよう、祈ります。

 スペインの小話に、次のようなものがあります。あるところに、自分には価値がないと考えている男が住んでいて、彼はこの世で価値があるものは、唯一、金だけだと信じていました。

 そんな男の所にある日、天使が現れ、「今日あなたに百万円あげます。」と告げたそうです。彼はたいへん喜びましたが、続けて天使は言いました。「しかし百万円の代わりに、あなたの足を下さい。」男は、「冗談じゃない!この足がなければ、立つことも歩くことも出来ない。たった百万円で足を売れるもんか。」
 すると天使は、「わかりました。では、一千万円あげます。ただし条件として、あなたの腕をください。」「一千万円!?この右腕がなければ、仕事もできないし、子どもたちの頭もなでてやれなくなる。一千万円で腕が売れるはずがない!」
「では一億円あげましょう。その代わりに、あなたの目をください。「一億円!?、この目がなければ素晴らしい景色も、女房や子どもたちの顔も見れなくなる。駄目だ。一億円でこの目は売れない。」すると天使はじっと男をみつめて言いました。「そうですか。あなたは日頃、自分には価値がなく、お金がこの世で唯一、価値があると、考えていますが、あなたは、お金には代えられない、価値あるものをいくつも持っているんですね。」と告げて、消えたというのです。

 人は神から無償で、金には代えられない、価値あるものを多く与えられています。しかし人は、その事に気付いていないのです。その事実を知り、金を神とするのではなく、創造者を認める時、必要なものは神が備えられるのです。

 新城教会に、一人の男の子がいます。彼は現在、小学校一年生ですが、毎週、家族と共に教会に来ています。彼はこの夏、「アトラス・オオカブト」がほしくてたまりませんでした。そのカブトムシは角が三本も生えていて、高いものは数万円もします。小学一年生で買えるわけがありません。しかし彼は教会で、「信じて祈ったら与えられる」と聞き、「イエスさま、僕にアトラス・オオカブトをください!」と、毎日、祈っていました。

 ある日彼の母親が、「お母さんのお手伝いをしたら、アトラス・オオカブトがもらえるかもよ・・。」みたいなことを話したそうです。なぜなら、母親は近くのホームセンターのアトラス・オオカブト安売り情報を持っていたからです。それで彼は、お母さんの手伝いを一生懸命行いました。
 約束どうり手伝いを終えたので、母親は、近くのホームセンターに彼を連れて行きました。しかしアトラス・オオカブトは、すでに売り切れで、全国の在庫を調べてもらうと、どこにも残っていない事が判明したのです。

 期待が大きかっただけに、彼は天国から地獄に突き落とされたようなショックで、店内で大声で泣きじゃくったそうです。それを見て、店の人も、いろいろと努力してくれたそうですが、最終的に、今後の入荷予定もなしという答えでした。彼は一瞬にして、希望を失い、一晩中泣いていたそうです。
 しかしあまりにも失望している息子の姿を見て、母親もイエス・キリストに祈って、ダメ元で、再度、全国の在庫を調べてくれるよう店に頼んだそうです。すると、不思議とコンピューター上に、「在庫一匹」と表示されたのです。早速、その店に電話してもらうと、「一匹、いるけれど、脚が三本が取れていて、弱っていて、いつ死ぬかわからない」という答えでした。それを聞いて、母と息子は、またまたショックです。注文しても、手元に届くまでに一日かかり、それまで生きている保証はないとの事でした。
 母親は息子に、足が三本とれて、死にかけたアトラス・オオカブトでもいいのかと尋ねると、彼は少し考えて、「それでもいい」と答えました。
 神様は、本当に愛の深いお方です。彼は、店に来る前に、「パラリンピック」の映像を見たと言うのです。パラリンピックの選手たちが、障がいがあっても活躍している姿に感動し、「そのアトラス・オオカブトも、脚がなくたって、きっとかっこいいに違いない!」と弱り切ったアトラス・オオカブトを受け取ることにしたのです。
 翌日彼は、アトラス・オオカブトをたった六百円でケットしました。彼はそれで大満足でした。しかしストーリーはここで終わりませんでした。
 アトラス・オオカブトを受け取った店は新しくできた店舗で、レジに預けて、親子で店内を散歩したそうです。あるコーナーに行くと、「夏休みスクラッチくじ」が開催されていました。彼が「どうしてもやりたい!」と言い張るので、母親はくじを引かせてあげたというのです。彼は早速、大量のくじの中から一枚を選びました。すると四等だったそうです。店員が店の奥に入り、四等の景品を持ってきて彼に手渡しました。
 さてその中に、何が入っていたと思いますか? なんとその中に、「脚が六本ついた、完全なアトラス・オオカブト」が入っていたのです!それは在庫には入らない、特別なアトラス・オオカブトでした。親子はその場で、「イエスさま、ドすごい!!」と大声で叫びました。

 神様のやり方は、たいへん手がこんでいます。脚が三本取れたアトラス・オオカブトで彼は十分、満足だったのですが、まさか四等の景品の中に、完全なアトラス・オオカブトが入っているなんて、誰も、予想しませんでした。それも一等ならまだしも、四等の中に入っていたのです。彼はその日、二匹のアトラス・オオカブトの主となりました。
 彼は感動して、聖書の中からこのカブトムシたちに、それぞれ名前を付けました。脚が三本取れた方には、「へいあん」と名付け、完全な方に「よろこび」と名付けました。彼は脚の取れた「へいあん」のほうを、いつも大切に持ち歩いています。
 子どもに起こった奇跡とはいえ、私たちの信じる神さまのきめ細かい心遣いに、たいへん感動しました。

 新しい年を前にして、私たちを愛し、きめ細やかに助けて下さる、イエスキリストと共に一年を始める決断をしませんか?

『わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。だからわたしは人をあなたの代わりにし、国民をあなたのいのちの代わりにするのだ。イザヤ書 43章4節』

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