新しい出発

新城教会牧師 岡本信弘

2001年度が始まりました。学校に進学したり、入学する人、社会人として新しい生活がスタートする人にとっては大きな人生の転機です。特に小学校に入学する子を持つ親にとっては、入学する子ども以上に嬉しく、楽しみなスタートの時でしょう。しかし、スタートがあればゴールがあります。皆さんには、ゴールが見えていますか? 岐路に立つとき最善の道を選択できる自信がありますか? 現代はいじめ、青少年犯罪の急増、学級崩壊など、子どもだからといって何の悩みもないという時代ではありません。また、経済は不況のどん底であり、政治にしても、誰を頼りに、何を信じてよいか分からない、「お先真っ暗」な時代です。誰にも明日のことは分かりません。いろいろな書物を読んでも、どんなに素晴らしい、有名な人のセミナーを聞いても、絶対大丈夫という道を示してくれるものはありません。そんな世の中を悲観して、多くの人が希望を失って自殺をしています。この世には解決はないのでしょうか? 
聖書ヨハネ8章12節には「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです」という言葉があります。あなたのすべてを知っておられ、あなたの進むべき道を示してくださる方、イエス・キリストと共に歩むなら、闇の中を歩むことがなく、この地を明るく照らす太陽のように、前方を照らす車のヘッドランプのように、あなたの人生の光となってくださるというのです。このイエス様を信じて従うとき、迷うことのない最高の道を見いだすことができるのです。

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