北欧の旅

新城教会牧師 滝元 明

 6月6日から26日まで2人の孫娘と私たち夫婦4人で、ノルウェー王国、スウェーデン王国、フィンランド共和国の三ヶ国を訪問してまいりました。目的は日本に宣教師として来られた方や、宣教師を送り出している教会を訪問して感謝するためでした。
 北欧三ヶ国は森と湖の国で、地震も台風もなく、落ちついた街づくり、街や林、全体が公園の中にあるように美しくされており、白樺やモミの木が多く、国の人々は人生を楽しんでいるように見えました。6月は三ヶ国とも夏休みに入ります。日本の小・中・高校・大学生の夏休みとは違い、北欧の国々では一般の人々に夏休みがあり、3週間か、4週間は会社を休まなくてはなりません。ですから夏休みになると多くの人々は家族で夏の家に休みに行くのです。三ヶ国とも宗教はキリスト教で多くの人々が日曜日には教会に礼拝に行きます。また、夏のキリスト教のキャンプがあり、そこに家族中で行き、賛美したり、神の御言葉である聖書から話を聞き、心や肉体の疲れをいやすのです。
 私が行った一つのキャンプ場を紹介します。フィンランドの湖のほとりの村に、64ヘクタールのキャンプ場があり、3万7000人の人々が集っていました。テントが木々の間に3000ほどはられ、キャンピングカー1500台、大型バス50台、自動車が5000台ほども来ていました。5日間そこに泊まり、休み、学んでいるのです。私はそこで日本についてお話しさせていただきましたが、フィンランドの人々は喜んで迎えて下さいました。

 

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