第2回「子どもの祝福」

新城教会牧師 岡本信弘

 5月5日は「端午の節句」と言われ、中国から伝わった偶像の神に武者人形を飾ったり、こいのぼりを立てたりしますが、それにはなんの祝福も恵みもありません。今回は、聖書から子どもの祝福について考えてみましょう。
Q■聖書では子どもをどのように位置づけていますか?
「見よ。子どもたちは主の賜物、胎の実は報酬である。 若い時の子らはまさに勇士の手にある矢のようだ」とあるように、子どもは神様から与えられたものとしています。

Q■子どもたちが祝福されるための記述がありますか?
◎「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」
◎「子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。◎「『あなたの父と母を敬え。』これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、『そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。』という約束です。」

Q■この記述から、どんなことがうかがえますか?
 人が祝福を受ける基礎は、まず、小さいときから自分を造り、生かしていてくださる創造主なる神を知ることです。そして、真の神様を信じて従うとともに、両親にも従うなら、幸せな人生を送ることができるのです。ですから、神様をいつも目の前において生活させることは、子どもを正しく育てる大きな秘訣といえます。

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