すべての人の救い主


滝元 明 牧師
 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。  ヨハネの福音書1章9節

 クリスマスおめでとうございます。クリスマスは主イエス・キリスト様の御降誕のお祝いの日であり、全世界の人々の喜びの日でもあります。クリスマスは全世界に住むすべての人種、国語、部族、民族の貧しい人、富める人、知識のある人、ない人の差別はなく、すべての人々の祝日なのです。なぜなら、全世界の創造主なる神が、すべての人々を愛されて、神のみ子イエス・キリストを救い主としてこの世に遣わされた喜びの記念日であるからです。
 B.C700年(キリスト前)ユダヤの国に現れた預言者イザヤは救い主の出現について、「やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った。(イザヤ9章2節)」と告げましたが、このことは、主イエス・キリストの御降誕によって成就したのです。イエス・キリストは人類を罪と死の呪いから解放するために、自ら呪われた十字架の上に犠牲となって死んでくださり、人類の誰をも打ち破ることのできなかった死の力を打ち破って、死人の中から復活されたのです。この事実は、やみの中を歩んでいた民に光を与え、死の陰の地に住んでいた者に罪の赦しと、永遠を与えてくださるのです。
 世の中はますます暗くなってきました。しかし、誰も消すことのできない光があるのです。
「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。(ヨハネの福音書1章5節)」

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