神とともに


滝元 明 牧師
 わたしは父にお願いします。父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためです。
  ヨハネの福音書14章15節

 私はクリスチャンになってから、もう50年の歳月が流れ去りました。その間、一度もイエス・キリスト様を信じたことに対して後悔することなく過ごしてきました。真実なる神を信じることができて、幸せなことでした。
 勉強のため東京に住んでいた1949年2月20日、主イエス様を信じました。そして、その翌年の1950年3月15日、この素晴らしい神、イエス様を人々に宣べ伝えるために故郷である北設楽郡津具村に帰ってきました。しかし現実は厳しく、仕事もなく家も見つけることもできず、親の反対にもあい、行き詰まってしまったときがありました。
 その日私は、田口町の桔梗屋という旅館に泊まり、悲しみの中から、「イエス様、あなたは私を見捨てられたのですか。伝道に来たのに、家も仕事もありません」と、心の底からお祈りしました。その時、目には見えませんでしたが、イエス様が―われ更に汝を去らず、汝を捨てじ。(ヘブル13:5)―と大きな声で語りかけて下さいました。私はその時、これから先、どんな苦しみがあろうとも、イエス様がともにおられるなら大丈夫だと信じ、立ち上がりました。
 あなたも真の神を信じて、神とともに人生を歩いてみられませんか。神は助け主なるご聖霊様をあなたに与えて下さり、どんなときにも見捨てられることなく、必ず幸せになることができるのです。


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