人生の目的
ー私はどうしたらよいのでしょうか。ー


滝元 明 牧師
 人は誰でも、自分がどのように生きたらよいのか、人生の目的は何であるかを考え、悩んだりします。
 新約聖書の多くの書簡を書いた使徒パウロは、神に用いられた偉大な器ですが、彼は若い時はキリスト教が大嫌いで、しかもクリスチャンを迫害した者でした。ある時クリスチャンを逮捕しようとダマスコという町に向かい旅を続けていました。すると突然、天からまばゆい光が照らし彼は地に倒されました。そして、「サウロ(パウロの別名)、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。わたしは、あなたが迫害するナザレのイエスだ」という声を聞きました。その時彼は、自分が迫害していたイエスは神であり、人間の救い主であるとわかりました。彼は、「主よ、私はどうしたらよいのでしょうか」と質問しました。すると、「起きて、ダマスコに行きなさい。あなたがするように決められていることはみな、そこで告げられる」と言われました。
 さて、あなたにも神である主イエスは、「あなたがするように決められていること」があると語られました。
 人生の本当の目的は、人間を造られた神ご自身の中にあるのです。神から離れた人生には、生きる目的の解らない虚しさがあります。しかし主イエスを知るときに、神があなたに対して持っておられる「あなたがするように決められている」ことが明らかにされるのです。


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