心豊かに生きるために


滝元 明 牧師
 わずかな物を持っていて主を恐れるのは、多くの財宝持っていて恐慌があるのにまさる。野菜を食べて愛し合うのは、肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。

          箴言15章16〜17節
 だれでも豊かな人生を送りたいと願っています。しかし、多くの財産があって貧しい生活をしている人もあれば、どんなに貧しく乏しくても富んだ生活をしている人もいます。私たちが本当に豊かに生活をするためには、まず、この世界とすべての物を造られ支配されている創造主なる神を知ることが大切です。イエス・キリスト様は生活のために心配している人々に対して、「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。(マタイ6章26節)」と語ってくださいました。空の鳥を養っておられるのも天の父なる神様です。神は人間を愛しておられますから、だれでも自分を造ってくださった神様を信じて生活すると、心の豊かな生き方ができるのです。
 また、「この世で富んでいる人たちに命じなさい。高ぶらないように。また、たよりにならない富に望みを置かないように。むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。(Tテモテ6章17章)」とあります。この世の富に望みを置かないで富そのものを与えてくださる神様に望みを置くことです。この神様がいつもともにおられたら、貧しい中にも平和があり楽しい人生を送ることが出来ます。


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