良い実を結ばせよう


滝元 明 牧師
 あなたががわたしを撰んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それはあなたがたが行って実を結び、その実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父がお与えになるためです。
  ヨハネによる福音書15章16節


 かなり前のことになりますが、日本に伝道に来られていた、スウェーデンの老宣教師夫妻を北設楽に自動車でご案内したことがあります。秋も深まり、柿の実が赤く色づいているのを見て、宣教師夫人が、「私の人生の終わりも、あの柿のように、葉は落ちても、多くの実を結んでいるように、良い実を結びたいと思っています。」と、目を輝かせながら語られた言葉が今も忘れることが出来ません。
 さて、宣教師夫人の考えた良い実とはどんな実でしょうか。一つは、多くの人々を主イエス・キリストのもとに導き、天国に入れるものにしたいという思い、また個人的には、主イエスを信じるものに与えられる御霊の実であったと思います。

「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。 (ガラテヤ人への手紙5章22〜23節)」

「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、またあわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。   (ヤコブの手紙3章17〜18節)」

とあります。あなたも人生の終わりに良い実を結ぶために真の神である主イエスのみ元に来てみませんか。


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