日本よ悔い改めて神に立ち帰れ


滝元 明 牧師
 「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼らの悪がわたしの前に上ってきたからだ。           ヨナ書1章2節」

 預言者ヨナに、全世界を創造された生ける神さまが、アッシリアの首都ニネベの町に行って叫べ、と言われました。ヨナはニネベの町に行って、「もう40日すると、ニネベの町は滅ぼされる」と一日中歩きまわって叫びました。すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで荒布を着て、悔い改めました。このことがニネベの王の耳に入ると、彼は王座から立って、王服を脱ぎ、荒布をまとい灰の中に座り、ひたすら神にお願いし、悪の道と、暴虐な行いとを悔い改めたのです。神は、彼らが悪の道から立ち返るために努力しているのをご覧になり、彼らに下すと言っておられた災いを思い直し、ニネベの町を滅ぼされなかったと記録されています。
 さて、今日の日本は罪に満ち、滅びに向かっているのです。また、不品行、姦淫、不倫、あまりにも性道徳が地に落ちてしまっています。人々は利益のために、天地の主なる神を求めることをしないで、人間が手で作った偶像礼拝におぼれています。今年の5月18日、国会は「児童売春禁止令」を成立させました。それは援助交際と言って、女子高生たちが売春をしているからです。世界のポルノの8割が日本から輸出されているといった現状です。
 罪は国を滅ぼします。今こそ日本は真の神の御前にへりくだり、悔い改め神の御元に立ち返らなくてはなりません。


バックナンバー
戻る
戻る