その名はイエス


滝元 明 牧師
 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。
               マタイの福音書1章21節


 神のみ子イエスは、ご聖霊により処女マリヤよりお生まれになられました。人類の歴史はイエス・キリストのご降誕によって二つに分かれました。ご存じの方は多いと思いますが、AD(西暦)1999年とは、ラテン語のAnno Domini(アンノドミニ=主の年)の略でキリスト以後の事であり、BC(紀元前)とは、Before Christの略で、文字通りキリスト以前という事です。主イエスのご降誕の時、み使いはマリヤの夫となるヨセフに夢であらわれて、「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」と告げたのです。イエスの名は、「ご自分の民を罪から救う」という意味があるのです。
 このイエスは罪人を救うためにこの世にお生まれになってくださったのです。イエスのこの世に来られた目的は、罪人のために十字架につけられて殺されるためでありました。神は人類を救うために、み子イエスをこの世に送り、全人類の罪の責任を罪のないみ子の上に背負わせ、身代わりとなって主イエスは死んでくださったのです。
 あなたも神に愛されています。神のみ子があなたのために死んでくださった程に。あなたもイエスを神の子、救い主と信じたら救われることができます。

バックナンバー
戻る
戻る