無償の恵み

塩沢リカルド・真千子さんご夫妻と娘の美輝ちゃん

 リカルドさん: 私はブラジルで生まれ育った日系人です。母と妹はクリスチャンだったのに、私は14才からタバコ、酒、女遊び、その他の悪い習慣におぼれ、それでも心の中は空っぽでした。生活は貧しく、私たち家族はいつか日本に行きたいと願っていました。ブラジルの様々な問題そして自分自身のでたらめな生活から逃げるように10年前、日本にやってきたのです。しかし、日本に来ても私の生活は少しも変わりませんでした。日本人の女性と結婚もしましたが同じでした。
 でも、2年前、友人の誘いで近くの教会に行きました。賛美したり祈ったりするだけで涙が出て、自分の罪を教えられました。しかし、神様と共に清い生活を始めようと思った矢先に、突然食べる事が出来なくなり、また眠れなくなりました。音が異常に気になり、常に恐れにさいなまれ、車の運転はもちろん日常生活も大変になり、家内は私から目を離せない程の状況でした。そんな恐怖の日々がしばらく続きました。
 しかし、精神的に不安定な状況に陥った私を、家内は新城教会へ連れて行ってくれました。そこではクリスチャンの方々や牧師先生が親身になって相談にのってくれました。そこで私は、先祖の偶像礼拝と自分自身の罪が病に悪い影響を与えている事を知りました。それで、牧師先生の導きの中、それらの目に見えない呪いを断ち切る祈りをしました。すると、私はだんだん回復し始め、私を滅ぼそうと必死に抵抗していた悪魔の束縛から解放されていきました。人間が罪から清められ、赦され、天国に行くにはイエス様の救いしかありません。そして、悪魔の呪いを砕く権威もイエス様にしかありません。すべては無償の恵みです。
真知子さん: 私は16才の時から7年位クリスチャンとして新城教会へ通っていました。しかし教会から離れ、主人と結婚しました。でも心の奥底ではイエス様を信じていて、何かあると聖書を読んだり、祈りをしたりしていました。こっそり教会の近所まで来ても、何となく敷居が高く感じ遠くから眺めていたこともありました。そんな私にイエス様は目を留めて下さいました。主人のことを通してもう一度教会へ帰ることが出来ました。そして改めて目に見えない世界の影響の大きさを知りました。
リカルドさん: 何よりもイエス様の大きさ、愛を感じます。こんな私たちを愛して下さり、どんな問題も解決する事ができるイエス様に、すべてをお任せできる毎日はとても平安です。 新城教会に来て約一年になりますが、今では夫婦の関係もいやされて、私がかつてブラジルであこがれていた、幸せな家庭となりました。
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