イエス様に出会って

北設楽郡設楽町在住
原田猪津夫さん・ちかさん御夫妻

SCN:教会に来られるようになったきっかけからお話しいただけますか。
猪津夫さん:子どもたちと家内は、30年ぐらい前からイエス様を信じて教会に行くようになり、日曜日には礼拝を優先していました。私はクリスチャンになろうとは思いませんでしたが、人間にとって信仰は大事な事だと思っていましたので反対はしませんでした。
 4年前、東広島の教会で牧会している長女達の子どもが十日間の命で亡くなりました。この小さな孫のために、教会の皆さんが心をこめて葬儀をして下さり、また、2年後には婿のお父さんのキリスト教葬儀に参列してとても感動を受けました。或る時、私は交通事故や病気で入院することになりました。その時に、私の高校時代の同級生でもある滝元明先生が見舞いに来てくれました。その日話された、『すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。』というイエス様の語られた聖書の御言葉が心に残り、イエス様を心に受け入れる決心をしました。その後、キリスト教の大きな大会に参加したり、教会に足を運ぶようになりました。

SCN:長年昆虫や植物の研究をされたようですが、その事についてもお話し下さい。
猪津夫さん:自然界の中で人間の能力では解明できないことが沢山あります。その中に神様のもつ偉大な摂理と御手があり、全てのものが生かされていると感じられるようになりました。
ちかさん:主人は以前、聖書のことを『後から書けば何とでも書ける』と言っていましたが、今は謙虚に聖書を一緒に読むことが出来て感謝しています。70才を越した今、『草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。』という聖書の御言葉を実感しています。今は毎週日曜日一緒に教会に通っています。教会では、子どもからお年寄りまで、また、身体の元気な人から不自由な人まで、みんなが声をかけ合って神様の家族のようです。神様をたたえる元気な賛美や、心に響く優しい歌声は私たちを力づけ、慰めを与えてくれます。

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