「神様のご計画」
浜松在住 堀内富男・晋子さん

 私は実の父母を知りません。母は、私を出産後すぐに亡くなり、一人で私を育てることができなかった父は、私を乳児院に預けたからです。私は1歳8カ月の時、現在の父母に養子として引き取られ、大きな愛に包まれ、何不自由なく成長できたのです。聖書のエレミヤ書1章5節に「わたしはあなたを胎内に形造る前からあなたを知り・・・」と書かれているように、何十億という人間の中で、この父母に引き取られたのも神様のご計画だったのでしょう。
 私は1991年に結婚をしましたが、これも神様のご計画だといえます。家内はクリスチャンで、結婚してから「教会に行きたい」と言い出しました。近くの教会へ家内を送っていきましたが、外で待っているのもどうかと思い、家内と一緒に礼拝に毎週参加するようになりました。その後、転勤で静岡、豊橋と移り住むうち、主の不思議な導きにより、新城教会に通うようになりました。しかし、私は好きなタバコやパチンコをやめたくなかったので、イエス様を救い主として心に受け入れることは、全く考えてもいませんでした。
 1994年1月のある聖日、礼拝後に滝元明先生にお祈りをしていただいた時、明先生が私に「タバコを多くすっていますね」と言われたのです。この一言が私の心に刺さり、一日40本くらい吸っていたタバコを、その時からきっぱりやめることができました。主が働かれたのです。しかし、パチンコはやめられませんでした。周りから「洗礼を受けられませんか?」と聞かれても、<好きなパチンコができなくなるぞ>という声が心に響き、心を閉ざしていました。しかし、こんな優柔不断な私を主は辛抱強く愛し続け、いつも私の心の扉をノックし続けてくれました。  その年の7月、またもや明先生にお祈りしていただいた時、「そろそろ洗礼はどうですか?」と言われ、この一言で私は決心をし、8月7日の聖日に洗礼を受けました。その後、自然にパチンコもやめることができ、イエス様の導きの中で生活ができていることを感謝します。明先生が私を信仰という土壌に植え、ほかの先生方やスタッフの方々が水を与えてくださり、主が私の信仰を少しずつ成長させてくださっています。また、礼拝とともに、祈祷会、浜松地区の家庭集会のこの3本の柱によって、信仰が守られ、喜びを与えていただいています。
 主に出会うことができ、救いの恵みにあずかり、毎日を喜びの日にしてくださっていることを感謝します。主の御名をあがめ、賛美いたします。ハレルヤ!

バックナンバー

戻る
戻る