ロン・ブラウンからのメッセージ

ロン・ブラウン

 私は1952年にテキサス州のオースティンというところで生まれました。家族はクリスチャンホームで、特に祖母がとても熱心なクリスチャンでした。子どもの時から毎週必ず教会に行き、11歳の時に洗礼を受けました。私の父もサックス奏者だったのですが、その影響もあって5歳からドラムを始め、8歳でクラリネット、13歳でサックスを始め、やがて私はスタジオミュージシャンとなりました。
 1978年にデューク・エリントンのバンドに入り、その後1981年にナタリー・コール、1983年にダイアナ・ロスのバンドにそれぞれ加入しました。ダイアナ・ロスのバンドはとても楽しく、6年間在籍しました。音楽の仕事は楽しいし、まじめに練習していたのですが、有名人と共演するという自分の目標を達成した時に、ある問題にぶつかりました。ショービジネスの世界では放埒な生活になりがちで、仕事が終わってからバーに行って遅くまで飲んだりすることもありました。そのバンドに入って5年目には、酒やドラッグなどの問題によって、神様から離れた生活に陥ってしまいました。87年から89年までの間はとても大変でした。そんな苦しい生活の中でしたが、友人のカーク・ウェイラムというサックス奏者の祈りが私を助けてくれました。それはドラッグで一番苦しいときでした。カークがおこなっていたバイブル・スタディーのメンバー達が私のために真剣に祈ってくれ、それですこし良くなりました。そして1991年のある日、「あなたはわたしの子どもだから、このようなものがなくても大丈夫だ。わたしがあなたを守る」という、神様からの語りかけを聞いて、私はドラッグなどから解放されたのです。それ以来私の信仰は変えられ、強められて、神様のパワーが分かるようになりました。そして神様との関係がとても親密になりました。
 それからというもの、信じられないような素晴らしいことがたくさん起こっています。私のミュージシャンとしてのゴールと神様のゴールが一つになってきた時、私はいつも神様のために仕事をしたい、神様の御言葉を広めたいと思うようになりました。
 私を罪から解放し造り変えて下さった神様をみなさんに伝えたいのです。今回の日本でのコンサートの中にも、この素晴らしい神様のゴスペルのスピリットを込めていきたいと思っています。新城のみなさんにお会いできることをとても楽しみにしています。


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