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新城教会ニュース 2019年8・9月

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ザ・メッセージ

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 この詩は、沖縄戦を題材にして作られた、有名な「さとうきび畑の歌」の一節です。太平洋戦争末期、1945年4月、米軍は沖縄本島に上陸。日本軍は住民を動員し、持久戦を展開しました。その結果、多数の住民が戦闘に巻き込まれ、戦いは3カ月以上に渡り、沖縄は国内で唯一の地上戦が行われた場所となりました。この戦闘により、アメリカ軍兵士1万2,520人。沖縄出身者を含む日本軍兵士約9万4,136人、沖縄の住民9万4,000人が犠牲となったといわれます。夏は日本人にとって、「死」を連想させる悲しい季節です。私たちが住む、東三河地方も例外ではありません。歴史を振り返るなら、1575年7月9日に勃発した「設楽が原の戦い」において、数時間の戦闘で1万6千人が死亡しました。また、近年においては、1945年8月7日、豊川海軍工廠が爆撃され、一瞬にして2千5百人以上の若い命が奪われ、負傷者は1万人以上に及びました。さらには広島・長崎に投下された原爆の悲惨さと終戦…。日本の夏には深い悲しみに包まれた歴史があります。また8月には「盆」もあり、日本人が家族・親族、そして身近な人の死について思い巡らすのもこの季節です。しかし戦がなくとも、人は誰でも死にます。人は死んだら一体どうなるのでしょうか。人生が現実ならば、死後の世界も現実なはずです。
 日本人の持っている一般的な死後の世界観を大別するなら「3つ」に分類できます。あなたはどの考えが真実だと思いますか。  
 1つ目は「人は死と共に完全消滅する」という考えです。全ての営みが死と共に一瞬にして消滅するとしたら、人生は一体何なのでしょうか。2番目の考えは「輪廻」です。人は死んでも地上に、何らかの形で、もう一度「生まれ変わる」という考えです。しかし一度輪廻サイクルに陥ったら、愛する人や家族との再会は、二度と望めません。しかも、人間に生まれ変われる保証は、何処にもないのです。3番目の考えは日本人が最も意識する、「死者の霊魂は地上に残る」という考えです。この考えに基づき行われるのが「祖先崇拝」です。日本人は祖先崇拝と輪廻をミックスしますが、祖先崇拝と輪廻は、お互い、真っ向から対立する考えです。なぜなら、輪廻が事実ならば、墓も必要ありませんし、死者は再び地上に戻りますから、「先祖の霊は存在しない」事になります。さらに、供養をおろそかにするなら、先祖の霊は「鬼神」と化し、家族に害を与える存在となります。死後の世界がこの3つ内の1つなら、あなたはどの世界を選択しますか。私なら、どれも選択したくない世界ばかりです。けれども、聖書はもう1つの死後の世界を人類に提示しています。聖書の一節に次のような言葉があります。

『また私は、天からこう言っている声を聞いた。「書きしるせ。『今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである。』」御霊も言われる。「しかり。彼らはその労苦から解き放されて休むことができる。彼らの行いは彼らについて行くからである。」黙示録14章13節』

 人は神によって創造され、使命を果たす為に地上に生まれます。しかし役割が終わったら、神は魂を永遠の国へと移して下さるのです。そこでは、別れた家族、親族、友人たちと喜びの再会を果たし、二度と離別も苦しみもない世界で、永遠に生きるというものです。死後の世界は空想話ではなく、光と闇の霊的世界と繋がっています。もしも人が偽りの情報を信じるなら、「偽りの父」と呼ばれる暗闇の世界の支配者の手に陥ります。しかし、真の神からの情報を受け入れるなら、闇を一瞬で制圧する光なる神の世界に生きるのです。再度、伺いますが、4つの内、あなたはどれを選択しますか。永遠の世界で愛する人と再会できたら、どんなに幸せでしょうか。本物の神が存在するなら、当然の事です。

『イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」 ヨハネの福音書14章6節』

 この夏、やがて誰でも迎える死について、深く考えてみましょう。


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 僕が洗礼を受けてクリスチャンとなったのは、14歳の時でしたが、教会には小さな頃から母に連れられて来ていました。そのころは、せっかくの日曜日にどうして教会になんか行かなければならないのかと、不満を感じることもありました。
 そんなある日、小学生の僕は母と一緒に野外で行われた教会の集会に行きました。そこで、みんなで輪になって手をつなぎ、教会で歌う賛美歌の中から「風よ吹け」という歌を賛美しました。その時に、不思議なことがありました。本当に風に吹かれて押されているかのように、大勢のひとが手をつないだまま走りだし、気がつくと僕自身もその輪に加わって自分の意思とは関係なく、風に押されるように走り回っていました。その時僕は驚きながら、「本当に聖霊様(神様)の風が吹いた!」「神様って本当にいるんだな」と、子ども心に神様の存在を実感したのを覚えています。
 それからは、「イエス様こそが本当の神様だ」という確信を持てるようになり、洗礼を受けるまでには間がありましたが、その認識は変わることがありませんでした。
 中学2年生の時クリスチャンとなり、「ユースプレイヤー」という中高生の集会にも参加するようになりました。この集会が楽しくて、教会の中で僕にとっての居場所となり、日曜日に礼拝に行くことも当たり前の日常となっていきました。
 その後僕は福祉系の大学に行き4年間学びました。就職活動の時期となり、どこが良いだろうかと考えているある日、新城市内にあるクリスチャンによって運営される「プレイズ出版」の岡本信弘社長兼新城教会牧師より、「今度プレイズ出版で介護事業が始まるから、そこで働かないか?」と声をかけていただきました。それまで僕は、プレイズ出版でそんな計画があることを全く知りませんでした。でも、大学進学の折に福祉系大学を選び、ちょうど卒業するタイミングで、学んだことを生かせる働きがプレイズ出版で始まることが神様によって計画されたことであり、同様に僕がこの道に進むように神様によって導かれていたのではないかと感じました。
 今僕は、プレイズ出版の「デイサービスしおん」と「アークホーム」で働かせていただいています。どちらも、クリスチャンではない方も多く利用してくださっています。しおんでは、月に一度、ゴスペルタイムと称して、様々なクリスチャンのゲストを招いてコンサートを開き、アークホームの入居者の方々もお誘いして、一緒に参加していただける催しを設けています。
 毎回ゲストの方々のすばらしい音楽と楽しいお話は、利用される皆さんに大変喜んでいただいています。
 このような働きを通して、いろいろな地域から来てくださる方が、神様からの恵みを受け、おだやかで元気に生きる力を養うことができる場所として用いられるように、祈りながら働いています。

イベント情報

Ice Cream Party

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Mission 2019 新城大会

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Report

Gospel Supper

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Gospel Supper

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しおんちゃん

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