「主を待ち望む者は新しい力を得る」

  • 2019年8月18日(日)

新城教会牧師 滝元開
イザヤ書40章28節〜31節

『あなたは知らないのか。聞いていないのか。主は永遠の神、地の果てまで創造された方。疲れることなく、たゆむことなく、その英知は測り知れない。疲れた者には力を与え、精力のない者には活気をつける。若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。』

 感謝します。こうして今日も、この夏の暑い日に、ご一緒に賛美をささげて、主を礼拝できたことを心から感謝します。
 盆休みが終わって、少しお疲れの方もいらっしゃるかと思いますが、もう一度、主に賛美を持って、新しい心を持って、この夏の後半も過ごしていきたいと心から願っています。

 今日のメッセージのタイトルは、「主を待ち望む者は新しい力を得る」という、そういったタイトルですけれども、皆さんと共に主を待ち望んで、主を礼拝していきたいと思います。

 まず皆さんに本当に心から感謝をしたいと思います。先週は「Revival Tokyo 2days」という集会が行われました。多くの方々がこの新城教会から行ってくださって、本当に祝福された集会であったことを心から感謝します。多くの方々が犠牲を払って行ってくださって、向こうで集会に出て、そして泊まる方は泊まってくださって、その次の日はとりなしがあって、最後はクルージングで東京湾を賛美して祈って巡るという、そのような時でしたが、本当に祝福されました。行かずに、こちらで祈って支えてくださった皆さんも心から感謝します。

 リバイバルの働きのために祈り続けて、こうして私たち、一丸となってここまで進んで来ましたが、もう一度、何か神さまが、東京に対して新しい扉を開かれて、「さぁ、これから出発しなさい!」と、おっしゃっていることを、すごく強く感じたそんな時でした。

 今日のリバイバルミッションニュースの裏面に来年の予定が書かれていますが、来年はなんとか東京で集会をしたいと思っています。予定でありまして、まだ決定ではございませんが、今、東京では一日のファイナルの大集会となっていますが、個人的にはファイナルが一日で終わるのはもったいないなと思っています。以前は四十日間の集会をしたので、神さまのご計画が東京に対してというか、この日本に対してのものを、皆でしっかりと受け止めて、「さぁ!もう一度立ちあがるぞ!」という、そういった時になればと思います。

 今回の二日間の集会、すごく祝福されました。写真を少しお見せしたいと思います。

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 この写真が、お茶の水クリスチャンセンター八階での集会です。いっぱいの方々が集ってくださいました。約二百三十名の方だったと思うのですが、一階がいっぱいになって、二階にまで溢れたほどの集会で、本当に熱い集会でした。
 賛美も、私たち、新しい賛美をご紹介させていただいたりするのですが、皆さんが本当に大きな声で歌ってくださるのです。

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 そして、すばらしいメッセンジャーの方々が来てくださって、最初に天野先生がメッセージしてくださいました。実は天野先生、この来る寸前に、私たちの所にメールが入りました。その前の晩に胆石で苦しくて寝られなくて緊急で病院にかけこんだということで、「行けるようにお祈りください。」ということでした。そんな中で、なんとかそれを散らして来てくださったのですが、これはまだ前半の写真だと思うのですが、来られた時には本当にお疲れだなぁという感じでした。
 でも、聖霊さまが働いてくださって、先生を通して本当に主の業がなされて、リバイバルの火がどーんっと投ぜられる感じで、先生のメッセージ、みんなが本当に大笑いするのです。聖霊さまが働く中で、あんなにも皆さんが笑ってくださるのかというくらい、み霊による自由があって、先生が「バーン!」とかやると、一番前の人が倒れるマネをするのですが、そんな打合せどこにもないのにも関わらずなされるので、いや〜本当に主の働きは素晴らしいな!と思いました。

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 そして続いてメッセージしてくださったのが、大川従道先生。久しぶりでした。大和カルバリーチャペルの大教会の先生が、リバイバルミッションの働きに来てくださって、本当に素晴らしいメッセージを携えて来てくださって、もう八十に近いお歳だと思うのですが、「歳を取っても用いられます!」というふうに、ずっと語ってくださって、聖霊さまが今もう既に新しいことを始めてくださっているという証しを、この最近起こった証しも幾つかしてくださったのですが、本当に素晴らしいことを幾つか聞きました。
 一つは、あの教会の礼拝の模様がYouTubeで流されているそうなのですが、それを九州の方が見て、電話をしてきたというのです。九州のお年寄りの方が電話をしてきて、「私はおたくのYouTubeを見たんだけど、なんとかイエスさまを信じたいんだけど。」と言うのです。『教会に行ったことがあるのか?』と聞くと、「行ったことない。ただおたくのYouTubeを見ていてイエスさまを信じようと思ったから、信じたいから、信じさせてくれ。受け入れる祈りをしてくれ。」ということで、その時ちょうど大川先生が電話に出られたので、受け入れる祈りをしたそうです。
 そうしたら、「その次は洗礼を受けるらしいけど、洗礼を受けさせてくれないか?」とすぐに言ったというのです。すぐにそこに飛んで行くことができなかったので、他の九州の地元の先生が行って、洗礼を授けて本当にクリスチャンになったと。「別に誰に誘われたわけでもなく、こんな事が起こっています。」と、そんなお証しをしてくださいました。

 もう一つのお証しは、一人のクリスチャンでない方が、間違っていたらごめんなさいね、喫茶店で居たら、「あなた教会に行きなさい。」と、突然主の声が聞こえたそうです。それじゃぁ教会に行こうと思って、タクシーに乗り込んだそうです。そしてタクシーで、近くにあった教会、「ここの教会に行ってくれ。」と言ったら、タクシーの運ちゃんが何と言ったかというと、「そこの教会はあまり良くないから、違う良い教会に連れて行ってあげる。」と言って、行った教会が、なんと大和カルバリーチャペルだったそうです。それでイエスさまを信じて救われたと。
 「これいいですね。」とおっしゃっていましたが、聖霊さまが働いて、別に喫茶店じゃなくても、家に居て寝ていても、「今日は教会に行け。」と聖霊さまが語り始めてくださったら、リバイバルは主が始められたら、本当に私たちが苦しく、「大変だ!イエスさま!なんとか〜!」とかって言っていますが、イエスさまは全能な方で、できない事はないお方なので、一度、天を開いて、「わたしが始める!」と言われたら、信じられないことって、きっとこれからいっぱい起こってくると思います。
 ですから、そのことを信じて、もう一度、この夏の後半、ちょっと疲れたな、もう嫌だなと思わずに、リバイバルを待ち望んで、主を待ち望む、そんな者になりたいと思います。
 『主を待ち望む者は新しい力を得る。』と書かれていますが、今日のみことばの中に、『疲れた者には力を与え、精力のない者には活気をつける。若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。』と書かれています。ですから、若者だって疲れるし、若い男だってつまずき倒れる。

 先日、水曜礼拝で事件があったお話をご本人がしてくださっていましたが、四元雅也先生が司会をしてくださって、その日、私がたまたまメッセージでした。それでメッセージだったので、先生の導かれる賛美リードを聞きながら、そして祈りとかも聞いていました。
 そうしたら先生、ちょっとだけ、いつものシャープな先生が、少しだけ話のテンポが遅いのです。先生どうしたかな?大丈夫かな?と、ちょっとだけ心配になりました。それで最後に聖書を読んで、「それでは・・ひら・く・・せ・・んせいに・・」と、これ絶対にまずい!と思って、ことばが詰まっちゃって、えらいことになった!と思いました。その瞬間に色々な悪いシナリオが頭を巡りました。そして駆け寄って「先生、大丈夫?」と言った途端に、倒れてしまったのです。びっくりして、そこで抱えて、そうしたら他の兄弟たちも飛んできてくれたのですが、抱えて、私、何と言ったかというと、「救急車!」と叫んだのです。「祈りましょう!」と叫ぶのが牧師だと思うのですが、「逝っちゃった!」というか、別に死んでないですよ。大変なことになっちゃった!先生、大丈夫かな、どっか切れちゃったかと思って、今後どうなるんだろうと思ったら、先生、「はぁ〜」とか言って、目を覚まして、「大丈夫大丈夫。」とか言って、後々、お医者さんに見ていただいて、いろんなことをお話しした中で、それはあり得ることだということで良かったなと思ったのですが、まぁ若い男もつまずき倒れることがたまにはあるわけですが、しかし私たち、そんな中で、本当に主を待ち望んで、リバイバルというこの戦い、共に戦い続けていくものでありたいと思います。

 話が横にそれてしまいましたが、写真の続きにいきたいと思います。

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 これがお茶の水の集会のハーフタイムの交わりの時間です。

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 そして順先生がメッセージをしてくださって、目からうろこの霊的戦いのメッセージ、本当に皆さん熱く受け取ってくださって、すごく良かったです。主が今、新城教会に与えてくださっているものが、あの東京の地が解き放たれるというのは、なんかすごく意味があるなぁと思いました。首都東京の大地そのものが主を賛美するように、主は導いておられる感じでした。

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 そしてコンサートタイムがありまして、井草兄弟のコンサート。そして平岡修治先生のメッセージが取り次がれました。本当にきれっきれの最高のメッセージでした。

 そして次の日は、午前中、四つのチームに分かれてとりなしをしました。一つは国会の中に入って祈るチーム、一つはバスでいろんな主要な所をめぐって祈るチーム、もう一つは皇居の周りを歩いて、四つ目は電車に乗って山手線をめぐって祈るという、そういったプランだったのですが、その朝、実は雨が降りました。どうなるんだろうと、みんな結構濡れた中でスタートしました。
 まず、国会チームの写真を少しだけお見せしたいと思います。

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 国会の中に入って、七十人の方々がとりなしの祈りをしてくださいました。クリスチャンの議員の方が導いてくださって、七十名の方々、その中で祈られて、すごく良かったということです。

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 こんな部屋にも行って、祈りの時が持たれ、そして国会本会議場でも祈りの時が持たれたと、とても祝福された、とても意味のあることだったなぁと思います。

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 そしてバスツアーの方々はいろんな主要な所を巡りました。武道館にも行って祈ってくださったと。とても祝福されました。

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 そしてもう一つのチームは、皇居の周りをぐるりと回りました。このメンバーで回りましたが、皇居をぐるっと祈りつつ、心の内で賛美しつつ、めぐることができて感謝でした。
 この時は、結構これは前半なのですが、青空が出て、とても良い天気でした。でも三分の二くらい行った所で、すごい雨になって、びっしょりになってしまいました。でも本当に祝福されて、これは半蔵門という門の近くで皆さんで賛美したのですが、この時は雨があがって、本当に皇居が主に歌うように、皇族が主に歌うようにと、皆さんで賛美しました。大きな恵みでした。

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 そして、もう一つのチームは山手線に乗ってめぐるという、このチームも頑張って祈って賛美するということが、二日目の午前中に行われて、そして午後からは、船に乗って東京湾をめぐるという、本当に素晴らしいひとときで、とても恵みの時でした。

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 これは二階の集会をしたところで、下で食事をしたりしたのですが、とても良い時でした。そこで平岡修治先生がメッセージしてくださいました。感動的なメッセージをしてくださいました。先生のメッセージが、ヤコブ書のみことばを語ってくださったのですが、ヤコブ書五章七節〜八節、

『こういうわけですから、兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は、大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨が降るまで、耐え忍んで待っています。あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからです。』

 このメッセージを語ってくださいました。この東京では一九九八年に東京リバイバルミッション、日本武道館を十日間借りてのリバイバルミッションの働きが行われました。武道館を十日間借りた団体というのは後にも先にも今までリバイバルミッションしかなかったらしいです。
 そしてその後、二〇〇〇年には四十日のスーパーミッションというのが行われて、本当に祝福されたそれぞれの集会で、リバイバルを求めてきたわけですけれども、そんな中で、このリバイバルをリードしていた田中先生が天に帰り、また滝元明先生が天に帰ったというお話をされていました。リバイバルを求める人たちというのは世界中にいるけれども、あそこまで純粋に信じ切ってリバイバルを求める人たちというのは他にいただろうかと言うのです。でも来ていない。リバイバルは来ていない。でも私たちは失望する必要はないんだ!ということを語ってくださいました。
 秋の雨と春の雨というのがあって、秋の雨は最初の雨、聖霊さまの雨は五旬節の日の雨であるけれども、春の雨、今度来るリバイバルの雨というのは必ずもう一度来る!ということを先生も励ましてくださいましたが、私たちも本当にそのことを信じて、進み続けていきたいと思います。
 そんなこんなで二日間の「Revival Tokyo 2days」、すごく祝福されて、神さまの大きな恵みの中で行われたことを、本当に心から感謝します。

 実はその次の日には、Zawameki同刻プレイズというのがありました。この新城から行ってくださった方も、その二日間出た後に、またその集会に来てくださった方も幾人かいました。すごく大きな犠牲だと思います。
 私たちも結構、一日目頑張って、そして二日目は特に皇居の周りを雨に濡れて歩いたので、体力を奪われました。その日、終わった後に、携帯の自分が何歩歩いたかというのを見たら、なんと二万四千歩くらい、十四・五キロ歩いていました。そりゃぁ疲れないわけないなという感じでしたが、随分疲れました。
 そしてその次の日が同刻プレイズ、それは日比谷の野外小音楽堂という所で行われたのですが、そこで雨が降らないようにと、ずっと祈っていました。
 結構二日間に向けて皆さん祈ってくださっていたので、その十五日を、「主よ!忘れないでください!」と、ずっと祈っていて、そして十三日には順先生が、「被造物に対して命令したらいい。台風だって祈りを聞く!」というメッセージを皆さんの前で東京でされていたので、これでザワメキは雨降っちゃったとか言ったら、「ほらほら!大丈夫か?」と言われるので、そもそも、その集会の始まる前に順先生こう言っていました。十三日の集会が始まる前に、「また台風が来て、なんか邪魔されているな!」と言いました。そして順先生が「命じて祈ればいいんだ。」と言うかなと思ったら、そうではなくて、「誰かこの中にヨナがいるか?」と言うのです。「誰かヨナがいたら、そいつを放り出さないとこれはえらいことになる。」とか言われて、俺ヨナかな…とか思いながら、「イエスさま!イエスさま!赦してください!よろしくお願いします!」と言いながら十五日を迎えました。
 十五日のお天気レーダーを何日も前から見ていたのですが、ずっと雨でした。それでその日はなんとか朝起きたら、うっすら曇っていたり陽が照ったりしていて、都内は大丈夫でした。でも当日の雨レーダーを見たら、ちょうど二時から三時の集会だったのですが、雨雲がどんどん近づいてきているのです。そして私たちの所に二時になると雨が来て、雨を降らして去っていったら終わるという、そういう雨雲レーダーだったので、祈りました。「イエスさま!あの雲をイエスのみ名によって、雲よ!いいか!北西に行け!こっちに来るな!」と、何度叫んだことか分かりません。
 なんと二時から三時、ぴかぴかの晴れでした。いや〜、イエスさま、祈りに答えてくださって、哀れんでいただいて、ヨナのように海に投げ込まれずに済んで守られたなと終わった次第でありますが、でも本当に祝福されて、それぞれの集会に、その時は日本中での賛美をささげてくださったのですが、日本中での賛美、とっても祝福されたという、そんな報告を受けました。韓国でも賛美してくださって、また中国でも歌ってくださって、それが時差で歌われていくのですが、ドイツでも歌ってくださって、そして、最後はハワイでも歌ってくださいました。「とっても祝福された!」という報告を受けて、本当に心から感謝しています。
 もう一度、本当に心から感謝して、皆さんにも心から感謝したいと思います。

 そして今日は昼から、「ザワメキワーシップシャウト新城大会」が行われます。久しぶりに日曜日の開催ということになりましたので、お時間のある方は是非ご参加いただけたらと思います。神さまは今日も祝福をご用意してくださっていると信じます。ぜひ主に期待して、午後からの集会にご参加いただければと思います。

 今、皆さんにお祈りいただいていて、ザワメキの新しい賛美がたくさん与えられて、今日も新しい賛美をご紹介させていただきましたが、ザワメキの十三のレコーディングがなされるようにとお祈りいただいて、そしておささげいただきました。
 ザワメキのクラブメンバーズというメンバーズが二〇〇一年から二〇一八年の頭くらいまで、ずっとザワメキからのニュースをお送りして、メンバーズの皆さんとのやり取りをずっとしてきました。そしてニュースも二〇〇一年からずっと一号、二号、三号ときて、やっと百号!ときたところで、リバイバルミッションに移行したので、ザワメキのメンバーズの皆さんにこちらから直接メッセージをお届けすることをしなくなりました。
 でも今回、ザワメキ十三のレコーディングをするにあたって、今のリバイバルミッションの経済状況の中でそこから生み出すことよりも、別で、そのために献げていただこう!ということになりまして、ザワメキメンバーズの皆さんにお手紙をさせていただきました。そうしたところ本当に日本中の方々が、たくさんの方が献げてくださいました。本当にこの教会の中でも多くの方々が献げてくださって、高い所からではありますが、本当に心から感謝をしています。皆さんが愛して、北海道から九州、沖縄まで、「こんなに覚えていただいたんだ。」という、すごい温かいものを感じます。
 それと共に、リバイバルを求める、賛美の中で神さまの業が成されるようにといつも語っていますが、それを私たち以上にそのことを信じて受け取って、そして献げてくださっておられる方がいらっしゃるんだということで、本当に涙が出るほど嬉しかったです。
 ある方は、何と聾唖者の方が献金してくださいました。「ザワメキ十三のために献金します。」って。聾唖者の方がそのためにって!これは主ご自身がご用意くださった働き以外のなにものでもないなと思っています。
 今、レコーディングを行うための必要経費の三分の二くらいまで与えられています。実は今年の十一月の末にレコーディングをすることに決定しました。お祈りを本当に感謝します。是非、主のみこころが百パーセント下ろされて、そして主の働きをすることができるように、引き続きお祈りいただければと思います。そして賛美を通して、主が今解き放とうとされている、その働きが成し遂げられるように、引き続きお祈りいただければ感謝です。

 もう一度、みことばに戻っていきたいと思います。イザヤ書四十章二十八節、

『あなたは知らないのか。聞いていないのか。主は永遠の神、地の果てまで創造された方。疲れることなく、たゆむことなく、その英知は測り知れない。』

 神さまご自身のご性質がここに書かれていますが、天地万物、すべてを造った永遠の神、できないことはない!という神さまだという、そこに私たちは目を向けて、なんとかこの人生、最後まで平安で安泰で波風立てずになんとか終わらせようというのではなくて、もうリバイバルを見るために、この永遠の神である主ご自身に目を向けて戦うという使命を戦い続けていかなかったらいけないと思います。
 私たちの教会に与えられている一番の特徴というのは、霊的戦いだと思います。主が戦いの剣というのを与えてくださって、祈りを持って闇の力が砕かれて、賛美を通して闇の力が切り裂かれるように、そんなふうに神さまが導いてくださっていますけど、その剣をいただいていて私たちはやはり戦い続けていくことって、すごく大切だと思います。
 いろんな教会に行くと、「霊の戦い、必要だけど、バランスが必要だね。」と、そうおっしゃいます。いや、確かにバランスは必要なんですが、バランスが必要だねとおっしゃって、「特に地域の戦いとかっていうのは、特にそういった使命のある人と賜物のある人がすればいい。」というふうに解釈される牧師先生が多いのですが、しかしやっぱり地域には地域の神社仏閣があって、そこで偶像礼拝がなされて、その地域を汚す呪いというのが置かれるわけなのです。そしてそこでもしも戦いに挑んだら教会が大変なことになっちゃうから、「戦いはせずにまずはまずは…」というのが、今の日本というか、世界の教会のほとんどかなと思います。
 しかし現状は現状として、悪しき現状というのがあるわけですが、その悪しき現状というのを打ち破るために建てられた機関というのは教会以外にないわけです。市役所もそんなことはしてくれませんし、医療もそんなことはしないですし、学校もそういったことはしない。そういったものに対して働くことができるのは、教会以外にないわけなので、この終わりの時代に与えられたこの使命を私たちは全うするために、全能なる主のみ名によって戦い続ける教会であり続けたいと心から願います。

 そんな中で、私たち、やっぱりリバイバルの戦いを進めていく時に、時として疲れることもあるわけですが、主はもう一度この時に、「わたしを待ち望みなさい」とイエスさまはおっしゃっているなと、私自身はすごく強く感じています。
 今朝は朝五時半くらいに起きました。起きた時にここにめぐっていた歌があったのですが、それはどういった歌かというと、「主よ、来てください」でした。「♪主よ、来てください!」という歌が、自分の心の中にめぐっていたのですが、是非本当に「主よ!来てください!この地に主のリバイバルのみわざが現されますように!」という、そんな願いを持って、是非祈り続けて、戦い続けていただければと思います。

 ヘブル書十一章六節に、

『信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。』

 私たちは本当に信仰を持って、この地のリバイバルのために戦い続ける、そのような者で、主を待ち望んでいくことができればと思います。
 またリバイバルの働きというのは、決して人間的な働きではないので、一九九三年に全日本リバイバル甲子園ミッションという大きな働きがあって、あの時のことをもう一度しよう!というのがリバイバルではなくて、今、主が与えようとしておられるものを受け取るのが、やはりリバイバルだと思うのです。
 あの時のことを考えると、やっぱり二十六年前なので、二十六年前だからやっぱり若かったですし、体力もありましたし、「だからできたんだ!」というふうに思ったら大間違いだと思います。やっぱり権力によらず、能力によらずで、以前、順先生もおっしゃっていましたが、この素人集団から始まった働きが進んでいるというのは、ある意味、これは主ご自身の働き以外、なにものでもないなと思います。

 ザワメキのCDシリーズ、今回で十三になるわけですが、そもそも、どうしてザワメキがCD化されたかというと、CDになる前、ここで賛美集会が行われていました。毎月毎月二十四時間の連鎖賛美がその頃行われていて、やっぱりそれは若かったからできたと思うのですが、毎月行われて、九二年の時は九十二時間の連鎖賛美が行われて、その少し前から、賛美ががーっと降り始めて、私たち、賛美を受け取りだして、皆さんに紹介し始めました。
 その時はまだ「ザワメキ」という言葉はありませんでした。「リバイバルソング」と言われていて、そしてここで皆さんで歌っていました。
 そして聖霊さまが働いてくださって、主の業が進む中で、甲子園ミッションもあるからということで、みんなで、わーっと歌っていたのですが、別に呼んだわけでもないのに、いろんな所から多くの方々が来るようになりました。この新城教会の方だけじゃなくて、いろんな教会から、その賛美集会に来て、そういった方々が何をしたかといったら、その当時はカセットデッキを持ち込んで、賛美をこっそり録音するのです。録音して、そして家に帰って、車の中にそのカセットを入れて、ここで歌われていた元気の良い「主は激しい流れのように♪」みたいなのを、この集会の模様があちこちで出回り始めました。いわゆる海賊版です。
 それが出回りはじめて、特に関西のほうが多かったのですが、今日も関西のほうから来られている方がおられますが、感謝ですね。関西の方の車に乗っけてもらうと、ここの集会の模様が流れているのです。「ここでこういう状況なのね。」という感じだったのですが、あの時は聖霊さまご自身の霊による働きで、「そういうことならCD化しよう!」と、CD化するということは私たちにとっては夢みたいなことだったのですが、神さまご自身がされた働きだったなぁということを、すごく強く思います。

 ゼカリヤ書四章六節に、

『すると彼は、私に答えてこう言った。「これは、ゼルバベルへの主のことばだ。『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。』と万軍の主は仰せられる。』

と、みことばに書かれています。
 私たち本当に、主の霊による働きを、これからもさらに続けていきたいと、心から願っています。今回の「Revival Tokyo 2days」を終えて、なんかもう一度、主が私たち一人ひとりに熱く語っておられるかなぁとすごく思います。

 明牧師が甲子園ミッションを終えて、東京ミッションに与えられたみことばが、この使徒の働き二十三章十一節でした。

『その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない。」と言われた。』

 このみことばをいただいて、自分にとってのエルサレムはあの甲子園だったけど、今度は東京で働きをする!と言って、リバイバルの旗印を掲げたわけです。明牧師というのは夢を語る人で、本当に夢を語り続けて天に帰って行きましたが、今回、天野弘昌先生が来て、リバイバルメッセージを熱く語ってくださったのですが、あの先生が以前、この新城教会に来て、新城教会に対してのメッセージをしてくださった時に、「主から語られたことばがあります。」と言って、ご紹介してくださったメッセージがとても印象的でした。
 どういうことだったかといったら、「わたしの夢をかなえるために働いてくれ。」とイエスさまがおっしゃっていると、新城教会の皆さんに対して、このリバイバルミッションの働きに対して、「わたしの夢をかなえるために働いてくれ。」とイエスさまがおっしゃっています!
 リバイバルミッションの働きって、すごく不思議だなと思うのですが、やっぱりそれぞれの地域に行くということ自体そのものが、その地域そのものに対する、何をするということではない、何をするという働きをしていますが、ことが起こるのです。
 この国の中枢に入って祈るわけですし、国会の中にも七十人もの人たちが入って祈ってくださって、電車でも、バスでもめぐって、やっぱりその地域そのものに対しての働きの使命って、すごく大きなものなので、もう一度、イエスさまが私たち一人ひとりに語ってくださる、主からの使命を新しい思いで受け取って、そして主を待ち望んで、前進すべき時が来ているのかなというふうに、そんなことをすごく感じます。

 使徒の働き二十章十九節〜二十三節に、パウロが言った言葉があります。

『私は謙遜の限りを尽くし、涙をもって、またユダヤ人の陰謀によりわが身にふりかかる数々の試練の中で、主に仕えました。益になることは、少しもためらわず、あなたがたに知らせました。人々の前でも、家々でも、あなたがたを教え、ユダヤ人にもギリシヤ人にも、神に対する悔い改めと、私たちの主イエスに対する信仰とをはっきりと主張したのです。 いま私は、心を縛られて、エルサレムに上る途中です。そこで私にどんなことが起こるのかわかりません。ただわかっているのは、聖霊がどの町でも私にはっきりとあかしされて、なわめと苦しみが私を待っていると言われることです。』

 パウロはこのように言っています。自分の働きは聖霊による働きであって、神さまから託された働きを進んで実行するしかない!と言っているのですが、涙をもって主の働きに携わり続けたけれども、「ただ分かっているのは」と、この二十三節に、『聖霊がどの町でも私にはっきりとあかしされて、なわめと苦しみが私を待っていると言われることです。』と書かれています。
 主の働きを進めていくのに、聖霊さまが「はっきりと分かっていることは、なわめと苦しみが待っているよ」というのです。
 でも、そんな中で、パウロは語り続けていって、結局二十三章では、エルサレムで証ししたように、今度はローマでも語りなさい!だから勇気を出して戦い続けなさい!と、おっしゃったということが、このパウロのみことばに書かれていますが、私たちももう一度、新しいリバイバルの計画を主から受け取っていきたいと思います。

 七月の後半に、私たちザワメキが関東地区の教会をめぐりました。本当に祝福されました。今年特に、海外での働きが多くて、海外多すぎたな!という印象をちょっと受けて、国内の教会をめぐる中で、いや〜大切だったなぁ、行かなきゃいけなかったなぁということを、すごく感じた時でした。
 そんな中で、一つの教会に行きました。埼玉県の三郷の教会で、金子牧師という牧師先生がいらっしゃる教会で、その先生はずっとリバイバルミッションの働きを助けてくださって、その先生のお言葉ですが、「私の知る限り、リバイバルのために本当に働いている団体としてはリバイバルミッションです。」と、そう語ってくださる教会です。
 そしてその先生が実は、最近アルゼンチンに行かれて、アナコンディア先生に出会ったそうです。アルゼンチンのリバイバル集会に出て、すごく恵まれたそうです。それで「やっぱりリバイバルをもう一度求めよう!」と言って、「だからザワメキさん、来てください!」と言ってくださって、私たち、行くことができるようになりました。
 本当にリバイバルのためにすごく頑張っていたけど、ちょっと疲れたなぁと思っていた時に、アルゼンチンに行って、そこのまたアルゼンチンの集会もどういった集会だったかといったら、今もアルゼンチンでは大きなリバイバルの祝福が注がれているそうですが、特に一九八〇年代に激しい聖霊の注ぎがあって、アナコンディア先生をはじめとする、フレーソン先生とか、幾人かの大伝道者がいらっしゃるのですが、そういった方々が集まっての集会に出て、すごく祝福されたというのです。
 そして、そのアナコンディア先生から、日本の皆さんに対するメッセージをいただいたというのを紹介していただ来ました。今日は、金子先生に了承を得ていますが、それを皆さんにご紹介させていただきたいと思います。お読みします。これはアナコンディア先生から、日本の皆さんへのメッセージです。

 “愛する日本の皆さま、どうぞ諦めないでキリストの福音を伝え続けてください。絶対に諦めないでください。イエスさまが「全世界に出て行き、福音を宣べ伝えなさい。」とおっしゃったように、救い、信仰、希望のメッセージは、どんなことがあっても宣べ伝えてください。時が良くても悪くても、力強い福音を伝えるのをやめないでください。
 自分はもう歳であるけれども、神さまは絶対に福音を伝えることをやめてはいけませんと、神さまが私に語ってくださいました。天は今まで以上に開かれています。
 あの一九八〇年代のすばらしいリバイバルを見ていない、経験していない多くの若者たちがいます。彼らは見る必要があります。聞く必要があります。だから止まってはいけません。
 日本の愛する皆さん、頑張ってください。大勢の人々が、救われていない魂が、皆さんを待っています。ですから、アルゼンチンから皆さんを励ましたいのです。救われていない日本のために、一生懸命祈ってください。でも祈るだけではなく、イエスさまの哀れみ深い心を持って、この方々のために涙を流して祈りなさい。皆さまが神さまのみ前で、まだ救われていない方々のために涙を流して祈る時に、その一粒一粒が必ず人々の救いに繋がっていくでしょう。 —カルロス・アナコンディア”

 こんなメッセージが届けられました。「リバイバル、諦めないでください!」というのが、一つのメッセージでした。やっぱり今、これは一九八〇年代に、激しい聖霊の注ぎがあって、リバイバルの働きが世界に広がっていますが、でもまだそれを見ていない若い世代がアルゼンチンにもやっぱりいらっしゃるようなのです。でも今は、あの時よりも天が開かれているので、諦めずに戦い続ける時に神さまの業がなされるというのです。
 そしてまたとても印象的だったのが、「神さまの前で涙を持って祈りなさい」とあります。私たちどこまで、この日本のリバイバル、この滅びゆく魂に対して、「主よ!リバイバルを起こしてください!」という祈りを涙を持って祈っているかと言ったら、どうかな?と思うので、もう一度、私たち一人ひとりに、神さまからの熱き愛と力とビジョンをいただいて、前進し続けていきたいと、本当に心から願っています。

 今日のみことばは、イザヤ書四十章の『しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない。』
 これが神さまが今日与えてくださったメッセージです。もう一度、主を待ち望んで、新しい神さまからのビジョンを受け取って、そして主の業に励むものでありたいと心から願います。一言お祈りさせていただいて、聖餐にあずかりたいと思います。お祈りします。

 ハレルヤ、愛する天のお父さま、あなたの素晴らしいみ名をあがめて心から感謝します。今日はこうしてあなたのみ前に賛美をささげ、礼拝をおささげできる、この大きな恵みを心から感謝します。
 あなたがリバイバルのための働き、この働きを、大きなご計画の中で進めてくださっていることを覚えて、心から感謝します。
 私たちがこのリバイバルの働き、諦めることなく叫び続けることができるように、もう一度、主よ、今日はあなたを待ち望みます。新しい油注ぎを、新しい上からの力を私たち一人ひとりに注いでください。
 今回、Revival Tokyo 2daysを通して、その新しい主の働きを見させていただくことができたことを心から感謝します。この教会が一丸となって東京に出向き、共にリバイバルを求める、そのような祝福にあずかることができたことを心から感謝します。どうぞ、これからの私たちの進むべき道を、神さまご自身が導いてくださいますように、お願いいたします。
 そして今日はもう一度、聖霊さま、あなたを心から歓迎します。新しい油注ぎを与えてください。すでに天が開かれていることを心から感謝します。どうぞ、今日は私たち一同の上に、この教会の上に、また主よ、リバイバルミッションの上に、上からの新しい火を注いでください。新しい油を注いでください。新しいビジョンを注いでください。
 そしてあなたご自身が持っておられる夢を私たちがかなえるために戦い続けることができますように。主よ、走ってもたゆまず、歩いても疲れない、そのような油注ぎと喜びの中で進み続けることができるように助けてください。
 今日の時を心から感謝します。今からいただきます聖餐式、心から感謝します。あなたの御血御肉にあずかることができることを感謝します。イエスさま、私たちはあなたと一つとなり、あなたの聖さといやしをいただいて進むことができることを感謝します。あなたの血、あなたの肉をいただきます。主が来られるその日まで、これを覚えてこれをします。イエスさまのみ名によって、感謝して、尊きイエス・キリストのみ名によってお祈りいたします。アーメン。